2005年12月24日

ジャズ・タクシー

       
この間、とてもユニークなタクシーに乗りました。

手を上げて流しの個人タクシーを止めて中に乗り込んでみると、なにやら雰囲気がチョッと違う。
最近ナビ搭載のタクシーは多いけど、このタクシーはナビの横にi-podが堂々と鎮座しておりました。

運転手さんは年のころなら60過ぎで、白髪を短く刈り、ひげを生やし、なにやらちょいとこだわりがありそうな感じ。


「運転手さんi-podで何聞くの?」と聞いてみたところ、「お客さん、窓に書いてある文字読んでみて。」と。
窓を見ると「世界で一台・真空管アンプ搭載・ジャズタクシー」とある。 

クルマの中を見回してみると、真空管アンプの真空管部分のミニチュアがダッシュボードに。


運転席助手席の背中にあるポケットにはブルーノート東京のパンフレットとスイングジャーナル。

 

「お客さんの年代ならこれかねぇ。」

信号待ちになると、運転手さんは、慣れた手つきでi-podを操作し、 イーグルスのホテルカリフォルニアをかけてくれました。

・・・・ 「いっ、いい音・・・。」・・・ 

amp.jpg
 
   
トランクに搭載された真空管アンプ
 
普通のタクシーではありえない音量で久々に聴くホテルカリフォルニア、しかもとても良い音。

「ぼ、僕ジャズも好きです。 マイルスのカインド・オブ・ブルーとか。フラメンコ・スケッチズなんて冬の東京の夜景に合いますよねぇ。」


「うん。うん。」そしてマイルスのSo Whatが大音量でかかり始める。「真空管アンプだとさ、音大きくしても、きれいでしょう。」と運転手さん。

「俺はほとんど予約でしかお客さん取らないから、流してるところ乗ったお客さんはラッキーよ。」と言って、名刺を渡してくれました。


「その名刺、ヘレンメリルの手書きね。」だって、よく見ると手書きで「Jazz Taxi
Anzai (電話番号) H.Merrill」って書いてありました。

聞くと、予約のお客さんがほとんどで、ジャズとそれに合った夜景を安西さんが選んで、クルージングしてくれると言うのです。
私もついつい目的地への到着を忘れて、ジャズタクシーでのひと時を満喫していました。 

究極の差別化タクシー、安西さんのクルマにバッタリ乗れた幸運に感謝です。 JGD

 
       
driver.jpg   taxi.jpg  
ジャズタクシー 安西さん
 
ジャズタクシー全景
 

投稿者 waxman : 2005年12月24日 13:18

コメント

コメントしてください




保存しますか?