2007年5月29日
モスクワ便り 第二便
マクドナルドの商品リストから「スマイル0円」が消えたそうですが、
こちらは旧共産圏ということで「顧客サービス」とか「ホスピタリティー」という概念が
未だ未だ根付いてない様です。
人々は素朴で、悪気は全く無いようなのですが、対応は結構ぶっきらぼうで官僚
的ですし、散々待たされた後にたらい回しにされるような事が多く、東京の便利さに
慣れ親しんだ我々にはそれなりの忍耐が必要です。

赤の広場の石畳に影を映して。
あと、ドルはルーブルと並んで普通に流通しているのにも関わらず、
英語は余り通じない感じがします。
ホテルのレストランでも、うまく伝わらないので「誰か英語を話せる人を呼んでください」と
お願いしても「I am speaking English」と一言。
で、次の言葉が「ダー(ロシア語でイエス)」ですから、「おいおい全然英語じゃないじゃない」って
事があったりします。
でも相手は自信満々ですからそれ以上突っ込まず、ここも我慢ね。
ホテルは米系のに泊まりましたが、「高速インターネットサービス・有料」って言うんだけど
54Mbpsです。
「それって今時高速かね?」と思うけど、これまた自信満々だから、繋がるだけありがたい
って感じです。
で、思ったんだけど、人間って一度楽すると、それが当たり前になって
ちょっとでも不便だと文句が出るものですね。
ネットだって、この間までダイヤルアップでもっともっと遅かった訳だし、
20年も前は携帯電話だって無かったんだしね。 余り便利さに慣れ親しんでしまうと、
本当にいざと言う時に対応力が無くなりますね。
人間はテクノロジーで本来持っていた能力を、より強力な形でアウトソースすることで、
世の中を便利にしてきましたが、アウトソースされた本来の機能はドンドン失われて来た
訳ですよね。
身近なところでは、このワープロソフト。
読めるけど書けない漢字の増えた事増えた事。
便利になるのも考え物ですよね。
投稿者 waxman : 2007年5月29日 10:17